大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

パクリノ歌【詩】

ケーブルテレビつけたら、CからはじまるABCが流れていた

嗚呼、これだ!! 

この感覚だ!!

僕らは、毎日をアーダーコーダー言って

奴隷の様に働いて

腐ったまま死んで行く

忘れてしまいたいほどの記憶は

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なんてありきたりな ボク

なんてありきたりな キミ

DNAは違うらしいけど。

同じ様な世界で生きてるような

同じ雑誌の同じページ切り抜いて

2ちゃんねるの同じ書き込み見て

ユニクロの服を上手く着こなしたふりをして

ライフスタイルとやたらに夢中人

ロックよ こんな僕たちを 音でぶん殴って下さい

ロックよ こんな僕たちを ギターでかき乱して下さい

昨日、ゲーセンのUFOキャッチャーでパンティ手に入れました

どうしたらいいんだろう

どうしたらいいんだろう

寂しくて、エッチなお店行くお金もなくて、携帯だれも繋がらなくて

どうしたらいいんだろう

どうしたらいいんだろう

できれば早送りしたい人生の「今」

でも、どこまでもスローモーションする「瞬間」

できればキミと会って話がしたい

もちろん、その他もろもろも

ロックよ こんな僕に 奇跡を下さい

ロックよ あなたが駄目なら あなたが駄目なら

僕がロックになっていいですか?

歌います

僕はロックになれますか?

かきならします

僕はロックに近づけますか?

叩きます

嗚呼

嗚呼

嗚呼

嗚呼