大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

思考のワイルサイド【詩】

僕は その頃は まだ 若くて

やがて 暮れゆく 夕日を 見ながら

よく叫んだんだ

ポカリばっか飲んでたよ

彼も同じ様なことだったし

どだい僕らには 最初から 明日はないのさ

絶望との再会 希望との離縁

ためらわない言語感覚は 飛躍に跳躍し わたしは ただの

感覚神経一本になる

さらば 我が心の 純情派

毒をくらわば皿までよ とはよく言ったもので

知るのさ 知るのさ

叫びの仲で はじけ飛びそうな 心達

誰しも が 一度は やった 人生への裏切りさ

ねえ 絶望

何が そんなに おかしくて 微笑むのさ

人が一生懸命、時間かけて作った

粘土細工を そんなに 粉々にしちまって

空襲だ 空襲だ

幸福さ 幸福さ

絶望ひとつ

ねえ、誰が止めてくれよ

中耳炎かと思ったら

カナブンが二匹、耳の中にいるんだってさ

つかえねえ

からだだ

支離滅裂に

脳内物質の大量依存兵器

I will ?。
Good 霾。

そんな もんです。

以上、中継現場からでした。

Fiction by ポンコツレンジャー☆二号店