2020年の豚山肥太のことのすべて

豚山肥太による詩と小説を綴るページ

長編小説

この世の灯り【小説】#1

暗い部屋をさす灯りもなく、黒い絶望の中をもがいていた。 夢を見たのが悪かったのか、普通の人のように、普通に生きれば良かったのか、わからない。わからない。 僕は、止まらない脂汗と腹痛の酷さに、救急車を呼ぼうとしていた。この先にあるのは間違いの…