我らの紺碧を唄う【詩】
我らの前に
脈々と続く大陸
果てどの無い旅路の果てに
たどり着いた安息の地よ
君の名を呼んでみる
誰かでは無く君の名を
安からかに眠れ
戦いすぎた戦士よ
過去が現在に反射して
今の影がやけに薄くなる
どうせ どうせ どうせ
欲しかったのは優しさ
疲れた君を温めるあたたかさ
どこへいった俺の笑顔よ
全てが結実に向け東奔西走
どこかでひたすら純粋な権力を求めている
手紙を書いたが切手を買う事ができない
我らにカタルシスの濁流を
我らに純粋培養の賞賛を
どこまでも続く地平で
のたれ死にするなら