大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

キラキラした。んだ。【詩】

幸せな時間があって

ふと、思うんだ

僕は、ここにいちゃいけないってね

気持ち悪い人間には気持ち悪い人間の住処があるのさ

日差しのあたらないけれど

そこは穏やかで

君にもきっと悪くはないさ

そう、役所の窓口のアルバイトに案内されて

僕は、カゴに乗っていく

みにくいいきものたち

とラベルをはられて

僕は、やっと安息の地へ向かう

 

何かが混線して いつか 今日の事を 僕に思い出させるよ

 

季節は夏で

雨がふって ファブリーズかました直後の僕はひどく匂って

でも

なんだか

キラキラでした。

 

やがて、何もかも、忘れてしまうから