大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

恋のあらかた【詩】

恋のあらかた

 

忘れてしまって

 

さては どうやら 踊るやら

一瞬に過ぎた思春期は

 

二度と出会うことはないと

 

私の身体に固定概念として染み着いている

不道徳万歳

 

不道徳万歳

声を密かにあげている

 

あの口紅のたもとへと

 

嵐を巻いていく

そうらへど

 

そうらへど

 

わたしは一瞬に過ぎない

かたちのいいコップだと

 

買い物カゴに入れると

 

すったもんだで

合コン調停

 

合コン調停

 

ヒビワレテヤガル

Thank you remember me!

 

明日から変わろうと思う

 

黄昏時を見る気持ちも

 

ティシュッをはぎ取る嫌悪感も

 

Thank you don't forget me !

 

愛のある生活を

 

惰性で続ける柔道部を

 

どこまでも続くスケッチブックとの旅を

 

曖昧になっていく自分自身と葛藤しながら

 

悶えながら

 

I love 2012-2016 !

 

なぁ そろそろ

 

終わりだろ?

 

このくそ寒い街の中で

 

叫びも悲しみも

 

ありゃしねぇ

 

お陀仏でやつですかっての

 

愛をしらずに

 

恋のあらかた

 

わかるべくもなく