空眠り
どうせ、いつものことだろう
わかりきっていたことだけど
僕はまた、人を失望させて
また、色んな人から拒絶されていく
マイナスベースで進行する演奏は
もはや、酒池肉林のDVDーズ
やっぱり、ドーナツはオールドファッションだよと
僕の中のこんがらがった気持ちのとげとげが言っている
誰でもいいから助けて下さい
そう、言おうと決意したけれど
僕にはこの国の言葉がわからない
暗い部屋の中で
薄気味悪く絶望しては
いつかだってと
希望や夢を描いたキャンバスは
どこまでも続いていく
どうせ、誰かがつけた名前だろう
世界はゆるやかに速度を落としていって
僕は安息の地につくんだ
もう、誰もわずらわせないように
口を捨てて
言葉を捨てて
そして、最後に心を捨てるんだ
誰の気持ちも考えない
誰の言葉も理解できない