憂える四月。刮目の五月。【詩】
私達は知り合ったばかりで
上手く言葉が交わせない
この地上のありとあらゆる
閃きと鉄くずの集合体。
希望への賛歌
憤りの六月。
くだらない くだらない
自己を投影し
安上がりな始末。
ウォシュレットに賛辞を。
片栗粉に住む、古い人達。
規模を縮小したたこやき屋の、失恋。
6の次は7だ。
更新して、さらに更新。
得体の知れないホームベースが浮いている。
私はどこにいこう。
ひかりあれ
希望でもなく
絶望でもなく
恒常的な生のベクトル。
未だ。憂える四月。