大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

2017-02-21から1日間の記事一覧

孤独を誘いし木枯らしで、我が冬のこと、悲しき哉【詩】

長い 長い 関わりの時間が幕を閉じ ベッドで横たわりながら 悲しい自分のやるせない部分を考えている 上手く 上手くできなくて いつもこんがらがって 色んな事が終わってきてしまった 言い訳をいくら重ねても ただ、自分は未熟だと知るばかり いい春でありま…

春なることの罪深き【詩】

お昼休みのあとの校庭には あの子の髪のなびいたあとで どおしようもなく切なくて 学生服で逃げ出した ゲームセンターで いつまでも、あの子を思って 終わらないシューティングゲーム続けるのでした。 ベストラップの出ないレーシングゲームやり続けるのでし…