大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

2022-06-12から1日間の記事一覧

夢まで走ってった

履きつぶした靴からは路面を濡らした雨水が絶えず入ってきて、これだから雨の日は嫌なんだ。そう、都会の隅に隅に向かいながら思ったんだ。 一時、流行ったミニ四駆のサーキットを備えた模型店の店舗をそのまま使ってやってるという怪しげなその店ののれんを…