アイワズ スーパースター アンド フェイントキング【詩】
100年たったら、また、来なよ
修司はそう言ったのかな
人は自分の事をわかったようで
わかれなくて
傷つけて
傷ついてばかりさ
ヘイ Mr.アインシュタイン
そちらの世界では
人間関係は解決したかい?
相対性理論よりは
こっちでも、今日もベストセラーが売れまくっているよ
悲しいと
余計悲しくなるような事を言ってしまうんだ
少しは上手くなれたかな
缶詰の開け方も
自転車で角を曲がるときも
空が流れていく
朝から夜へ
夜から明け方へ
まだ100年たっちゃいない
もう、みんな遠い遠い昔の事だよ
オールレディ?
ディスクジョッキーの雄叫びさ
豪放磊落
風林火山に
アイ ワズ スーパースター アンド フェイントキング
100人越えたトーナメントで
決勝の時の気分さ
踊れるかい?
いつまでも、戦っていたいさ
マイ ライバル
君の大外刈りで何度
畳に沈んだろう
最近、知ったよ
随分、しゃれた店をいくつもやって
コックをしてるってさ
ずっと君を倒すことを考えていた
今は君の座席に
ニンゲンカンケイがお座りでござらい
散らばった言葉や話は一つの結論へと向かう
流れ流れた 週末の夜に
彼は出発する
踊れるかい?
舞台はデヴィット・リンチと塚本晋也さ
どこまでも鳴っていて
全ての音楽と
電話のむこうの
ささやき
アイ ワズ スーパースター アンド フェイントキング
100年たったらね
ファン・ゴッホが歌ってるんだ
いつまでも
いつまでも
ひまわりみたいに
歌ってんだ
生きないとね
歌ってんだ