大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

トレイントレインが流れてる【詩】

 

世界なんてつまらなかった誰かの虚言壁の集積さ

そう 空に向かって まるで 母体に向かうかのように

つぶやいた

君よ 永遠なれ

なぜ、こんなにも巨大な文明を作り上げたのに

傷つき過ぎた小さな気持ちも癒せない

小さなプライドが大きなシステムを転がして

真ん中では

たったひとつの文明型進化人類学がジッタリンジンの極み

YUKI聞きなっての

ジュディマリ飛ばしてもいいから

YUKI聞きなって

easternyouthがキンキンに鳴り響き

バグダットカフェでは

至る所にありきたりな

ライク ア 墨子の思想だ

徹底的に守れ

 

世界なんてデートがつまらなかったニットセーターのケミカルウォシュの戯言さ

希望だけ持って行こう

マッシュルームカット気味が大流行

また、その髪型かよのバンドマン

とにかく

くんずほぐれつ大吟醸のコンキンカカン

 

最終的に向かうのは

箱舟か一枚のカードか

選択せよと

メインエンジンは言っている


言葉は少ない方がいい

だから、メールの文章が30000字って

なんだよ?

本でも書いたら?

絶対、売れないと思うけど

あんたの本じゃ誰も買わないと思うけど

だけど、書いたら

書いてみりゃ

ええやん

なんべん、いわせんねん


そんなこともありましたねの

適齢期は

幾ばくかの余命診断書を胸に抱いて

ロシアの殺し屋おそろしや


誰か

助けてくれと

助けてやってくれの

ダブルミーニングの重層的に

生きたいんだ

人生は悪くはないもんだ

映画を見るということはそういう行為だって

だいぶ内容変えたけど

そんなような事を細田守さんが言っていたよ


こんなところじゃ

まだまだだろう

これもちゃんとシナリオ通りなんだろう

なぜ

こんなに苦しめる

いつだって

僕もそんな気持ちの中にいて

今も時にそんな気持ちでいるよ

 

だけど、ここでは終われない

終わらない

そう、信じる力が人間に不可能をひっくり返してきた

それが、僕らが唯一持った

歴史

 

君に降り続く

どしゃぶりの雨は

一瞬にして

重力圏を真逆にして

パーティクルの粒になって

ベートーベンを電子楽器にして刻むような

君を賛美する

君の全てを賛美して

崇高な精神の宿りし君の

全てを終わらせることは

もはや

無いのだ

 

君に鳴り響く

世界の全てよ

君を全肯定して

飽和状態に達した

Zシステムでお願いだから

Z

Z

ZZ

ZZZ?