大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

恋の歌【詩】



君がいないということが

こんなに苦しいものならば

恋などせずに生きれたら

どれほど楽だと思うけど


誰かを愛することは

計画的や打算的にできるものでもなく

ほとんど事故に会うように

突然、人生に現れて

気持ちの何もかもを奪ってく


君を好きだと思うことが

許されないと思うことが

とても、辛いから忘れようとしても

気がつけばどこかで

想ってて

忘れてしまうことができたら

どれほど楽かと思うけど

本当に想いを消せると言われたら

泣いて暴れるほど

想ってる

 

とてもくだらない手紙しか書けなくて

もっと伝えようもあったのに

上手く言葉で表せなくて

たけど、気持ちはごまかせず

胸の想いが高鳴っている


どうして誰か知らぬけど

こんな僕に恋という感情を

もたせて生きることにした

こんなに恋が辛い人生ならと

ホントに恋ができてありがとです

 

いつか どこかはわからないけど

真冬の海でしょうかどこでしょうか

砂浜あたりまで来てみては

君の名を叫んで泣いている

僕がどこかにいるようで

そんな恋だったとナレーション入れながら

まだ恋なんですと思うから

こんなに胸がかきむしられて

苦しいほどにときめいて

生きてることが嬉しいのでしょう

ハローと 今 怯えることもなく

ハローと 今 隠すことなどなく

恋をしている気持ちに

素直にため息ついて

歌うよ