大いなる帰還【豚山肥太】

豚山肥太の詩と小説を綴るページ

2020-10-18から1日間の記事一覧

SMILE

この街で一番高い塔の様なビルに貼り付いた巨大な液晶画面では、僕の知らない若い異性達が時代を羽織って、新しい文化を歌っている。僕はヒノマルを二枚、屋台の店主に渡すと、出来上がったばかりの、ネギとてんかすだけのうどんをすすった。 僕がうどんをす…